t0kapoの雑記

ただの情弱。日記と情報セキュリティと写真、変なTipsなど

週末フォトグラファーへの憧れ

来年から自分は東京暮らしをする予定なのだけれど、ひとつやりたいことがある。週末フォトグラファーだ。
実は自分は大学4年生なのに、学生生活中に東京に行ったことが一度もない。京都や大阪、茨城に友達を訪ねて遊びに行ったことはあるけれど、何故か大都会東京には一度も行ったことがないのだ。2年生の秋にAVTokyoという東京で行われる情報セキュリティ関連のカンファレンスに参加しようか迷って結局行かなかったのだけれど、あれが唯一東京に行こうと思った出来事かもしれない。写真関連のイベントは北陸以外だと大阪や京都で参加していたし、関東に行く機会はなかった。本当にお前大学生かよって思うけど、本当だ。まあ2年生の1年間は体の不調(アトピーのような症状)で悩まされていたし、3・4年は新型コロナウイルスの蔓延でどこかに出かけて楽しむことができるような状況じゃなかったし、しょうがないんじゃないかな...。
そんなこんなで、社会人になって5年ぶりくらいに東京に行って、尚且つ生活を営むことになるのだけれど、せっかくなら東京生活を楽しみたいのだ。長野や北陸の田舎じゃできなかったアクティビティを楽しんだり、お出かけをして観光をしてみたいのだ。ただ平日は業務で忙しかったり学ぶべきことがたくさんあってそんなことを楽しんでる場合ではないので、週末にそういうことをすることになると思う。でもただ楽しむだけじゃ何かもの足りないし、記録に残しておいた方が後々いいことがありそうな気もする。だから"週末フォトグラファー"なのだ。ちなみに収入に繋げたいとかそういうことじゃなくて、純粋に写真撮影と生活を楽しみたいのだ。そもそも本業自体がとても楽しそうだし。多分生活に色を増やしてくれる、または楽しみを増やしてくれるアクティビティみたいな位置づけになると思う。
自分が週末フォトグラファーをやるために考えていることをまとめてみる。

Leicaの機材を使用してみる

jp.leica-camera.com
自分は写真部時代にストリートフォトグラフィーを主にしていたのだけれど、世界的写真家集団である「マグナムフォト」の著名な写真家達やスティーブン・ショアやウィリアム・エグルストンといったニューカラー世代に属する写真家達にものすごく影響を受けていた。彼らが愛用していたカメラこそ「Leica」のバルナック型やM型なのだ。自分は2年生のときにバルナック型のLeicaⅢfを買って少し使っていたのだけれど、とても気に入ってしまった。レンジファインダーのピントの合わせ方やものすごく静かなシャッター音、コンパクトながら堅牢で愛着を沸かせるカメラボディ。自分はLeicaに恋をしてしまったのだ。なので来年から社会人になるということで、他のカメラメーカーで妥協するのではなく、最初からLeicaを使ってみようと考えたのだ。今は一応FUJIFILMユーザーなのだけれど、少し飽きがきてしまっている気もするし。そもそも最近は写真撮影自体行ってないし...今後は気持ちを一新して写真撮影を行えるようにモチベを維持しなければならないのだ。Leicaの60回分割払いを選択すれば、それが終わるまで機材を使わなければならないという使命感も生まれるし、一石二鳥な気がするのだ。どうせなら妥協せずにM型Leicaを買おう。それも最近出たM10-Rを。
問題は最初のレンズだ。以前親しくしていた写真屋の店員さんに「フィルム写真は技量以外だとレンズとフィルムで全て決まる」という話をされて、それが深く心に残っている。LeicaのM型はMマウントという規格になるわけだけど、Leica純正以外にも選択肢はたくさんある。例えばコシナのVoightLander NoktonやULTRON、Carl Zeiss Planer*T、中一光学製や7artisans製など、とにかく色々あるのだ。一応レンズは35mmか50mmで、f値は2.0以上にすると決めてる。正直カメラボディでかなり高くつくので、レンズは少し抑えたいという気持ちがある。でもここで諦めて本当にいいのかみたいな葛藤もある。レンズは写真の命みたいなもんだ。それに社会人になるとじっくりRAW現像をする時間が取れず、JPEG出しが普通になるだろう。だからある程度写真を撮った時に写真として完成していてほしいのだ。あと編集をめちゃくちゃ色々するのも結構手間暇かかるし、面倒だし...。まあまだ時間はあるのだし、じっくり考えたい。